ガゼッタ ジレ
2008年に発表されたアイコニックなデザインを現代のモダンなスタイルで表現しています。オリジナルと同様、ロード・サイクリング界の偉大な存在のひとつ - イル・ジロを始めたピンクのスポーツ新聞に敬意を表しています。
ガゼッタがもたらすレガシー
Alongside the ascension of competitive bicycle racing at the end of the 19th century, a new publication emerged in Italy, called La Gazzetta dello Sport. First printed in 1896, this bi-weekly circular would retell sporting heroics from cycling, boxing and rowing.
Thanks to La Gazzetta and its storytelling, Italy’s road racing obsession erupted. The paper’s distinctive pink pages captured stories from newly established races like the Giro di Lombardia (1905) and promoted heroes and villains of the sport, such as Giovanni Gerbi, in eye-popping prose. La Gazzetta also successfully organised their first race, Milan–Sanremo (1907), and then set about creating an Italian grand tour: On May 13th 1909, 127 riders set off from Milan towards Bologna for the first of eight stages of the Giro d’Italia. The rest, as they say, è storia.
ツールのオーガナイザーであるロト新聞(現在のレキップ)がマイヨ・ジョーヌを色で表現したように、1931年にはラ・ガゼッタ紙もジロのリーダージャージの象徴として自分たちの紙面の色であるピンクカラーを採用しました。こうして、ヨーロッパのロードレースの先駆者たちは、華やかなマリア・ローザの生地を求めて争うことになったのです。今日、そんなピンクのパワーは世界中で感じられるでしょう:ピエモンテからカリフォルニア、ブラバントからハックニーまで、世界最高峰の選手たちはピンクカラーのジャージに袖を通すため、いくつもの山を越えて戦ってきました。
ピンクがもたらすパワー
ピンクの魅力はラファのデザインにも織り込まれて表現されていて、ジロそのものと同じくらい魅惑的かつ特徴的と言えルでしょう。2004年以来、その色はラファの美学を表現する一部となっており、ラ・ガゼッタ - 世界で最も素晴らしいレースの一つであるジロも含めて - に感謝しています。
ラファ ガゼッタ ジレ
2024年度版ガゼッタ ジレのピンク色の新聞紙模様は、この象徴的な新聞へのオマージュなのです。この新聞は、その週に行われたスポーツの重要な結果やストーリーを発表すると同時に、アイディアあふれるライダーたちによって、別の用途にも使われました。つまり、寒くて長い下り坂を走る時の保温性を確保するために、ジャージの中に防寒として詰め込まれます。それにインスパイアされたラファは2008年、ラ・ガゼッタのピンクのページをモチーフにした柄をあしらったパフォーマンス ジレのスペシャルエディションを製作したのです。
2024年バージョンは、プロチーム ライトウェイト ジレと同じようにデザインがアップデートされ、ガゼッタ紙の古典的な活字体の見出しやコピーを模倣したプリントも施されています。