RCC サミット
RCC サミットは、世界で最も美しい場所を巡るライドの旅です。世界各国から集まったメンバーとともに、現地を知り尽くしたルートと素晴らしい文化体験が、フルサポートで楽しむことができるのです。今年のライドカレンダーの頂点と言えるでしょう。
27 April 2025
RCC サミット京都
Rapha サイクリング クラブ設立 10 周年を記念して、世界中から 130 名のメンバーが一堂に会して、日本の京都府を走りました。静謐な寺院、風に揺れる桜、非常にチャレンジングな地形など、夢のようなこの土地では、他では味わえないような様々なつながりと、ライドの体験を得ることができたのではないでしょうか。
1日目:43 km ↑ 500 m
オープニング ライドでは、京都から鴨川の並木道を抜け、桜が咲き乱れる丘陵地帯 40km の道のりを走りました。世界 17 ヶ国から集まったメンバーは、京都の歴史的文化を表す場所の一つでもある渉成園を背景に、静寂に包まれた落ち着いた雰囲気の中でプライベート ディナーを楽しみ、初日を終えました。
“沿道の桜の景色は、誰の目にも忘れがたい思い出として残ったことでしょう。”
– Wilfred Phua, RCC メンバー、シンガポール
第2日 119 km ↑ 2106 m
RCC サミット京都大会の2日目は、宇治と和束(わづか)の抹茶畑や涼しげな杉林、そして桜並木が続く丘陵地帯を走りました。その美しくも壮大な風景は、最大120km、獲得標高2200m以上の登坂に挑むメンバーたちの五感に密やかに響くセレナーデを奏でているようでした。サミットのメンバーたちはパスハンター ルートもしくはよりのんびりと走るツーリング コース、それぞれのに合った形を選択。京都を走りながら、どのメンバーも徐々に自分のリズムをつかみ始めており、満面の笑みと重い足の対比が印象深かったです。 RCCメンバーのライド中のエネルギーから生まれる雰囲気は、私たちが愛してやまない光景です。常に誰かが話していて、お互いを気にかけながらこの先の道のりについて、会話は盛り上がります。多くの場合、私たちは初対面であり、母国語が異なりますが、紛れもなくサイクリングに対する情熱でつながっているのです。
“サミットも2日目になると、思い出深い瞬間がさらに増えて行きます。沿道を彩る桜の風景が更にそれを趣のあるものにしていることでしょう。”
– Elliot Phillips, VC Letsgetit
3日目 137 km ↑ 2728 m
クイーンステージでは、メンバーを京都の最高峰である愛宕山への旅に送り出しました。どちらのルートを走るかによって、まったく異なる表情を見せる野生味溢れる上りをはじめ、曲がりくねった林道、テクニカルな下り、印象深い村々が織りなす風景の中など、この日もメンバーたちは、思い思いのルートを選んで走りました。そして最後の晩餐会では、それぞれの功績と生涯忘れることのない思い出を語り、今回のサミットで新たに生まれた友情に乾杯したのです。 サミットで走った道のりには、曲がりくねったスイッチバック、突如現れる竹林、アットホームな和風レストランで食す日本のお弁当など、とにかくいろんな要素が全部詰まっていました。
4日目 12 km ↑ 94 m
京都での最終日は、Factor主催のプレミアム展示会「TEMPLE OF SPEED」来訪を含む、魅惑的な京都の街並みを短時間で回るか、嵐山連峰の長いルートを選ぶことができました。このサミットは、他では味わえないライド体験に加えて、メンバー同士の強いつながりとその大切さを感じるのに十分な、本当に特別なものとなりました。別れはいつだってつらいものではあります、京都の魅力を再び味わうために、きっとまた皆で集うことでしう。
ぜひ RCC アプリをダウンロードして、最新のFARシリーズを含む今後のクラブライドにご参加ください。また、次回のRCCサミットに関する情報もいち早くお届けします。