The Alt Tour
2021年、『The Alt Tour』と題して、ワールド バイシクル リリーフのために、移動も含めたツール・ド・フランスの全ステージをサポートなし、17日間で走りきったラクラン・モートンは、7,850万円以上にも登る寄付を集め、世界中のメディアでも取り上げられました。このラクランのチャレンジを追った、ラファ ゴーンレーシング待望の最新作、『The Alt Tour』をどうぞご覧ください。
26 June 2021観客者数や視聴者数、険しいコース、賞金額において、この偉大なレースはサイクリング界で飛び抜けた存在です。昨年7月、『The Alt Tour(オルタナティブ ツール=もう一つのツール)』と題して、ラクラン・モートンは新鮮で刺激的な方法で世界最高峰のロードレースを走りました。
1903年の第1回大会から着想を得た、全21ステージを走るだけでなく、ステージとステージを繋ぐ移動もすべて自走で行い、サポートを受けることなく、距離5,500km、獲得標高差65,000mを走り切るという途方もないチャレンジをラクランは18日間で達成。ツールが第1ステージを終えた段階でスタートしたラクランは、2倍近い距離を走りながらも、プロトンより4日も早くパリに到着。
偉業の旅路のすべて
『The Alt Tour』は、ラクランだけでなく、すべての人にとってもとても感動的なライドでした。1年前のこのチャレンジを振り返り、ワールド バイシクル リリーフのために集めた寄付金がどんな変化を起こしたのか。ラクランは、そのすべてのベールをはがします。『The Dot(ザ ドット)』- ラクランが偉業の旅路の路上で書き綴った日記形式の物語。ラファ エディション最新の書籍。
購入する
「『The Alt Tour』は素晴らしい経験でしたが、その時は本当に多くの出来事があり、この本でそれらをまとめることができたのは嬉しいことです。この体験は本当に個人的なもので、映像や写真では表現できない様々な感情や心の動きがありました。だからそれを本という形で伝えたいと思いました。ワールド バイシクル リリーフのために集まった寄付金のおかげで、多くの子供たちが自転車に乗ることができるようになりました。これはサイクリングコミュニティが一丸となれば、世界に影響を与えられることを証明したのです」。
- ラクラン・モートン。
目的を持って走る
ポイントのためでも賞金のためでもなく、ラクランはワールド バイシクル リリーフをサポートするという大きな目的を持って走ります。自転車を寄贈することで、WBRは通学手段として自転車を必要としている世界中の子供たちを支えることができます。ラクランの挑戦に刺激を受けた方や、彼をサポートしたい方は、WBRへの寄付をお願いします。
集まった寄付
£502,532(約7,850万円)
寄贈する自転車
4,187
「ワールド バイシクル リリーフの全スタッフを代表して、ラクラン、彼のチーム、彼の家族へ、EFエデュケーション ファースト、ラファ、そしてこの活動に貢献してくださった全ての方々へ、多大なる感謝をいたします。全ての方々へ『シャッポー(Chapeau)!』」
– アリソン・デュフォシー、ワールド バイシクル リリーフ UKのCEO
ラクランのキット
途方もない距離を休む間もなく走ったラクランには、相応のウェアの装備が必要でした。最大の快適性、様々に変わる天候への対応、暗がりの中での安全のために被視認性が重要だったラクランは、プロチーム コレクションと、エクスプロア コレクションの両方から持っていくアイテムを選びました。