
ラファ「変わりやすい天気のため」のウィメンズ ガイド
ライドを楽しみたいのに、いつでもサイコロの目の様に出たとこ勝負、というのでは前途多難ですね。ルートを決めたら天気予報をチェック。天気が大きく崩れた時に、快適で汎用性の高いウェアで走りきれるかどうかを確認しましょう。
充分な備えをせずにライドに出てしまうと、あっという間に家のヒーターが恋しくなるものです。しかし、正しく重ね着をすれば、冬でもライドを楽しむことができます。このガイドを使って、ぜひ寒い時期でも暖かくライドをするコツを身につけましょう。
17 February 2020それほど難しいものではありませんが、必ず守らなければならない3つのゴールデンルールがあります。
体にフィットするウェアを重ねることで、保温効果のある空気の層を肌に沿って作ることができます。しかし、ウェアの余裕があり過ぎると、風が入り込む隙間を作り冷たい空気を循環させてしまうので、せっかくの熱が奪われてしまいます。
あなたの身体はラジエーターのようなもの。強度の高いライドをするときは特に、軽くて、着脱が容易なウェアを選びましょう。
携行できる予備のレイヤー(上着)と、通気性の高いベースレイヤーとミッドレイヤーを重ねることで、大抵の天候の変化に対応できるようになります。
重ね着の基本はベースレイヤーから。ラファの冬のウェアとアクセサリーは、これらの法則に基づいて作られています。それらを組み合わせることで、寒い時期を通じて、暖かく快適でスタイリッシュにすることが可能になります。この季節に欠かせないいくつかのアイテムはこちらです。
ベースレイヤーは冬のライドの着こなしの基本です。単に上半身を暖かく保つということだけではなく、実際は多様な役割を担っています。肌に一番近いベースレイヤー は、素早く汗を肌から吸い上げます。つまり、ベースレイヤー がなければ、湿気が篭り、汗が冷え、すぐに体温を奪われてしまいます。
ラファのウィンターベースレイヤーは、通気性を確保しつつ、メリノのような厚手の素材を使用し、冷たい風の侵入を防ぐ高めの襟が特徴です。
抜群の保温性を持つサーマル ビブショーツやジャージよりも着心地がよく快適なウェアはそうありません。これらの暖かさは素材の厚みからだけのものではなく、柔らかくふわふわの裏起毛加工された裏地が保温性の秘密です。柔らかで、短いループ状になった素材が、肌との間に暖かい空気の層を閉じ込めることで保温性を保ちます。温まった脚は良く回るものですが、それだけでなく、サーマル ビブショーツやタイツは腰やお腹周りもカバーし、体の芯を暖かく保ちます。
確実に冷気の侵入を防ぐためには、防風素材のアウターを着ることが重要です。体の芯を寒さから守り、暖かさを保ちましょう。
防風ジャケットまでの必要がないときは、真っ正面からの風を防いでくれ、余分な熱を背中から放出してくれる、前面だけが防風素材で、背面は通気性のある素材を使用したものを選ぶと良いでしょう。汗だくにならずに暖かさを保つ、賢い方法です。
中綿入りのサイクリングウェアは近年開発されたものですが、急速に拡まってきています。ダウンやポーラーテック®アルファ®の中綿は他と比較できないくらい保温力が高く、必要ないときは、小さく折りたたんでポケットにしまうことができます。『もしもの時の備え』として最高なアイテムです。
手と足は一番冷えを感じやすい場所です。グローブやソックス、オーバーシューズを正しく選ぶことで、極寒の中のライドでも走りきることができるでしょう。
また、ハンドサインを出す手や、ずっと動き続ける足は、目を惹くハイビズカラーや反射性素材を配置するのに最適な場所。ラファのプロチーム オーバーシューズやウィンターグローブ、ブルベ リフレクティブ グローブなどは、暖かさを保つだけでなく、被視認性を高めるハイビズ要素も備えています。
寒い時期のレース写真をめくっていると、ほとんどのライダーがしっかりと暖かいネックウォーマーやニットキャップをつけていることに気が付きます。ですから、あなたもしっかりと首と頭を暖かくしましょう。メリノのウィンターカラーやハットは、品質が良いだけでなく温感に優れていて、必要とあらば、いつでもポケットに丸めてしまっておくことができます。