ある賢者はかつてこう言ったものです。「悪天候の日、窓から見る天気は、決まって実際よりも悪く見える」。これは言い得て妙です。天気を家に引きこもる理由にしてはいけません。
どんなコンディションでも快適に乗るためのベストな方法は、ウェアを重ね着することです。厚手のコートを1枚着るよりも、薄いウェアを重ね着するほうが、空気を中に閉じ込めてより体が温まります。さらに、吸水性の高いウェアは肌から汗を吸い取ってくれます。正しいウェアを組み合わせを選ぶのは、特に上着の組み合わせを選ぶのは、容易なことではありません。秋の冷たい朝は、玄関先で足をすくませ、春時雨は、外の天気を楽しむ気持ちを台無しにするもの。この夏から冬のやっかいな季節に最適な重ね着の方法をガイドにしてまとめました。是非お役立てください。
オールシーズンのレイヤリング
春と秋に最適なウェアの着こなしガイド
01 February 2018トップスの重ね着術
春と秋のライドに最適な着こなし。ベースレイヤーは、どんな季節でも、ライドの成功の鍵を握る大切な基本アイテムです。通気性に優れたメリノやメッシュのベースレイヤーは、軽く濡れたときでも体を温かく保つことができる、気温が変わりやすい寒い日に理想的な1着です。その上に、動きやすさを優先する場合はショート スリーブ ジャージにアームウォーマーを合わせ、気温が下がることがわかっている場合はロング スリーブ ジャージを合わせるのが効果的です。そして1番上に、防水やフリースのような素材のジレまたは、より暖かいジャケットを合わせましょう。組み合わせは無限にありますが、自分にとって快適な組み合わせを選ぶことが、あなたのライドへの正解です。最後に、『5キロ』ルールを覚えておきましょう。家を出るときにすでに暖かいと感じる場合は、着込みすぎだと考えましょう。少し走ると暑くなりすぎてしまうでしょう。
ライド コンディション#1
スプリング クラシック
天候の変わりやすい季節の程よいペースでのライド
天候:気温7°c – 13°c、少し雨が降る可能性がある道
ライド コンディション#2
強度の高いトレーニング
冷たい強風がルート上で予測されるとき
天候:気温7°c – 14°c, 8.9m/秒の突風
ライド コンディション#3
木の葉が舞う小道を走り抜けるライド
冷たい強風がルート上で予測されるとき
秋晴れの日にゆったりとしたペース
天候:12°c – 20°c、雲一つない穏やかな天気
ライド コンディション#4
国を横断する数日間のバイクツアー
気温が変わりやすい山々を超えていくために、長距離のライドでも軽装で。
天候:気温4°c – 16°c、曇り時々晴れ
ライド コンディション#5
地元で新たな発見をするライド
網の目の道路をくまなく巡る、短距離のシャープなグループライド
天候:気温 10°c - 17°c、雨が降る確率が高い